不織布バッグ事業立ち上げ
展示会に行くと多くのブースで不織布バッグを配布しています。
日本では無地のバッグを製品で輸入して国内で印刷する業者がほとんどですが海外の展示会で配布されているバッグは派手で目立つバッグが多く、私が見ているアメリカやヨーロッパで開催される展示会ではフルカラーバッグしか見かけません。
イメージマジックでは無地の不織布の原反生地からフルカラー印刷したフィルムを貼り合わせバッグを成形するまで一貫して日本国内で生産できるラインを構築しました。
場所の確保、設備の仕様を決めや準備期間を含めると約1年かかりましたがようやくサービスリリースできるようになりました。
全て超音波で溶着させるため、人によっては強度が弱いのではないかと思われがちですが、他社で販売されている縫製して作った不織布バッグと超音波で溶着して作った不織布バッグを外部検査機関で様々な比較検査したところ意図的に亀裂を入れて引き裂く試験のみ縫製の方が強い結果がでましたが、引っ張り強度や取っ手の強度では縫製の不織布バッグよりも強度がありました。
実際に酒屋さんに350mlの缶ビール24本入りのケースをバッグに入れてテストしていただきましたが合格判定をいただきました。
アメリカのコミック系のイベントCOMICONでは背負うリュックタイプのバッグや超巨大なフルカラー不織布バッグが配布されています。超音波溶着では特大のバッグの縫製ができないため超巨大なバッグは縫製で作る事も準備しています。