Tシャツプリント方法 吹く
Tシャツに直接インクジェットで吹くダイレクトプリントやガーメントプリントと呼んでいます。
いくつかあるプリント方法の中で染める・刷る・貼る・吹くと比較すると新しいプリント方法です。
1枚からでも素早く印刷することができ、店頭に置けるほどの小型のものから量産型のものまで多々あります。
20年以上前だったと思いますがTシャツに直接インクジェットで吹いた見本を見ましたが当時はインクの品質も
良くなく商品にはならないレベルでしたが、まずはインクジェットで印刷ができるようになった事が今につながっていると思います。
■インクジェットの進化の過程を書くと
1.インクジェットでできるようになった。
2.商品として販売できるレベルの印刷ができるようになった。
3.印刷品質が更に向上しインクジェットで十分な品質レベルで印刷できるようになった。
4.白インクが搭載され濃色生地に印刷できるようになった。
5.スピードアップし量産できるようになった。
これらの進化により、既存の加工方法からのシフトもありましたが新しい市場が生まれ
Tシャツプリントのマーケット拡大には貢献した加工方法といえます。
インクジェットダイレクトプリントは色数に関係なく同じプリント料金でサービスできることが特徴で
捺染顔料インクを塗布します。
塗布した後に熱乾燥させてインクを硬化させて完成です。
シルクスクリーン印刷では色数に応じて版代がかかり、転写では面積に応じて材料費が大きく変わります。
インクジェットダイレクトでは白いTシャツと濃色Tシャツでは別の工程になりますが色数が変わっても
印刷面積が変わっても作業工程は変わりません。
そのため印刷料金を定額にする事も可能になり、お客様が自由にデザインしたものをすぐに印刷できるため
オンデマンドプリントには最も適しているプリント方法といえます。