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たたみ出荷装置の一部写真

自動たたみ梱包出荷システム「HAYATE(はやて)」リリース

以前より開発を進めていた「たたみ、袋詰め、圧縮密封、送り状貼り付けの工程を自動化する装置(HAYATE)」が完成しました。
半導体や電子部品の入手が非常に困難な中で予定より大幅にずれ込んでしまいましたがようやくリリースすることができました。

今までもたたみ袋詰め装置はありましたが、今回リリースした「HAYATE(はやて)」は袋詰めした後に空気を抜きメール便のサイズの厚さまで空気を抜き密封後に送り状を貼りつけまでを自動化した装置です。

通常Tシャツを袋詰めしただけでは大きなサイズのTシャツではメール便のサイズには収まらず1枚でも輸送コストは高くなってしまいます。
例えばXLサイズのTシャツを袋詰めした場合ではメール便のサイズをオーバーしてしまいますが、空気を抜けばメール便のサイズに収まります。1枚ではわずかな差ですが枚数が増えると大きな差になり1箱60枚のTシャツが入る箱に空気を抜いた袋では75枚まで入ります。
5000枚のTシャツでは15箱程の削減、3万枚のTシャツでは90箱の削減になりパレット単位での削減ができ輸送コストの削減に貢献できます。

Tシャツ以外のパーカー、ポロシャツ、長袖シャツなど様々なアパレル製品のたたみにも対応できます。
既に岐阜の工場GPCにて稼働しており、Tシャツのポスト投函可能なサイズでの出荷は開始済みです。

自社のサービスの オリジナルプリント.jp でも順次サービス開始していきます。

圧縮梱包出荷時のTシャツ荷姿

Tシャツデザインが隠れる専用袋へ圧縮して密閉

 

袋はプリントOK、材質もいくつか調整中で、リサイクル可能な資材を検討中です。

 

たたみ出荷装置の一部写真

斜め横からの写真。全体が窓に覆われており商品の確認やメンテが容易です。

全長はおよそ9Mにもなり
このような大規模なハードウェアの開発は、当社としては初の試みです。

これまでは世界の展示会に足を運び、様々なメーカーから選定していましたが
今回のような「たたみ」~「出荷」まで思い通りの機構を持ったものがなくイチから開発の運びとなりました。
イメージ・マジックのこれまでの現場ノウハウを詰め込んだ装置となっています。

弊社の現在取り扱っているハードウェアは以下からどうぞ
ハードウェア  株式会社イメージ・マジック

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