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ITMA 展示会レポート その6

イタリアのプリンターメーカーのEFI Reggianiは、デュポンと共同開発した新型の顔料インクを採用。
担当者曰く反応インク並みの発色性や堅牢性を持つと。
デモンストレーションでは全ての色の発色性は確認できなかったが、
反応インク並みに発色するとはかなりの発色であり、今までの顔料インクを考えると劇的な進化。

染料では、蒸しや洗浄などの後処理が必要なため新規参入のハードルは高いが、顔料では後処理が不要なため
デジタルプリントが得意な会社による新規参入も増えるかもしれない。
顔料インクのため様々な素材へ印刷ができ、綿、ポリ、T/C、不織布などにも印刷できるようです。

デュポンがテキスタイル用のインクジェット顔料インクを作った事は大きい。
しかも高速プリンターに対応した顔料インクということは乾燥が短時間で済むインクでもあり
染料では現実的に不可能な当日出荷などの短納期の対応ができこれを使った新しいビジネスモデルが
立ち上がってくるでしょう。

日本でもあるメーカーで顔料インク搭載のテキスタイルプリンターがあるがやはり黒などの発色性はよくない。
スピードも遅い。
値段も異なるので比較するものでもないですが、EFIレッジャーニは1時間350平米が印刷可能。

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