DTFプリンター(DTTSプリンター)Trans Jet プリンター販売開始
新しい転写プリンターDTFプリンターが世界で急速に広まっています。
DTFプリンターはDirect to Filmプリンターの略ですがアパレル生地の印刷を行っている会社ではDTFと言えばDirect to Fablicです。
海外で言われているDTFプリンターは転写フィルムに印刷してTシャツなどに印刷する転写シートを作成する手法で2020年の春ごろから海外で普及し始め2020年の秋頃からは急速に拡大しています。
私たちは転写シート自体をFilm(フィルムタイプ)だけでなくPaper(紙タイプ)の転写紙も販売します。そのため紙タイプのものを転写フィルムとは呼べず転写フィルムと転写紙もどちらもシートには変わりませんので私たちはDTTS(Direct to Transfer Sheet)が正しい呼び名と考えています。
このプリンターはヨーロッパなどでも普及しつつありますが、一部では洗濯性が弱いと認識されているようですが
私たちもDTF(DTTS)プリンターのテストを繰り返してきました。当初は摩擦堅牢度も低く洗濯耐久性も悪い状態でしたが転写フィルムの改良や独自のオリジナル商材を開発し耐久性も基準に達した事でこのプリンターの正式販売を開始します。
転写紙と転写フィルムは。それぞれメリット・デメリットがありますが、転写紙の方が転写温度を低く熱圧着することができ特に私たちの転写紙は独自開発した極薄の転写紙を使用していますので、その分熱も伝わりやすく約10度ほど転写温度を低く設定することができます。
また、転写後の剥離も温かいうちに剥離することができ作業性もよくなっていますがその分高価になっています。
この方式は今まで様々な転写シートの作成方法がありましたが、どの作成方法と比べても品質も高く安価で且つ手軽に作る事ができる方法です。
水性インクジェットプリンターで転写シートに印刷し、そのままパウダー状になったホットメルトバインダーを振りかけヒーターを通してパウダーを固めシートが完成します。
インクの乗った部分だけにパウダーが塗布されるため今まで余分な部分を剥がすようなカス取りも不要で、版代も不要で細かいデザインも1個から作る事ができます。
これは画期的な印刷方法で様々な商材へのプリントの市場拡大に貢献できると考えています。