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デジタルテキスタイルプリント

インクジェットを使ったデジタルテキスタイルプリントの市場は今後急速に伸びると予測されています。
アナログ捺染では、大量の水を使い汚水も出ます。
海外の大きな染色工場では汚水処理施設だけで3階建て程の大きさの建物で処理をしています。これがインクジェットになると排水量も汚水も大幅に減らすことができます。

特に中国では環境問題が深刻化しており一定数はインクジェットプリンターに切り替える
数値目標を掲げています。
その目標を達成するために必要となるプリンターはとんでもない台数になります。

つまりテキスタイルプリントの市場が急拡大ではなくアナログからデジタルに変わる事で
デジタルのテキスタイルプリントの市場が伸びるということです。

デジタルになっても捺染は前処理、後処理が必用であるため設備投資も大きく簡単に参入できない。
前処理や後処理が不要のインクを搭載したプリンターもあるがまだ発色は劣る。

今後、問題を解決した技術が出てくると新しい市場が生まれ市場全体が拡大すると思う。

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