イメージマジックODPSストア|オンデマンドグッズ作成のためのハードウェア/部材

株式会社和光プロセス様(ODPS導入事例)

東北有数のアパレルオンデマンドプリントファクトリー設立をODPSで実現

ODPS導入企業様

株式会社和光プロセス様 代表取締役 渡辺 智彦様

株式会社和光プロセス様

代表取締役

渡辺 智彦様

本社所在地

〒960-8151 福島県福島市太平寺字児子塚14番地

設立

昭和62年4月14日

従業員数

40名

事業内容

サイン・ディスプレイ事業、テキスタイルプリント事業、アパレルプリント事業 他

導入サービス

導入前のお困りごと

アパレルプリントのノウハウがなく品質や効率化に苦心していた

アパレルプリントの事業化を目指していたが、ノウハウがなく品質や効率化に苦心していた

新たにインクジェットプリンターを使用した事業展開を模索していた

弊社は、創業時は製版業からスタートいたしましたが、平成11年にインクジェットプリンターを導入して印刷業をはじめ、

  • ・水性、溶剤、UVプリンターで看板パネル、ポスターを作成するサイン・ディスプレイ事業
  • ・昇華転写、ダイレクト昇華プリンターで旗幕を作成するテキスタイル事業

が会社の中軸となるまで拡大しました。

新たにインクジェットプリンターを使用した事業展開を模索していた中、市場規模の大きいアパレルプリント事業に興味を持ち、無地の衣類やバッグに直接インクジェットプリントして、オリジナルのアイテムを作ることができるガーメントプリンターを、御社とは別の販売店様を通して購入し、事業をスタートさせました。

はじめてのアパレルプリント事業、品質や効率化に苦心

元々、インクジェットプリンターには慣れていたので、機器自体の操作は問題なかったのですが、プリントの品質や生産の効率化は手探りの状態でした。例えばボディ(デザインをプリントするための無地の衣類やバッグ)に、プリントの発色をよくするための前処理剤を手塗りしても、もう少し多く塗ったほうがいいのか、少ないほうがいいのかなど、細かいことが分からずに手探りでやっている状態でした。

オンデマンドプリントに関して、トータルでソリューションを提供しているのがイメージ・マジックだけだった

そんな中、インターネットでTシャツプリント事業を行っている会社を調べている時に、御社のサイトが目に留まりました。今まで機器や消耗品に関する情報はインターネットや展示会で得ていたのですが、オンデマンドプリントに関するソリューションをシステムも含めてトータルで提供しているのが、御社だけだったのですぐに問合せのメールを送りました。

導入の決め手

煩わしい操作も必要なく、受注・製造・出荷までシンプルだったから

煩わしい操作も必要なく、受注・製造・出荷までシンプルだったから。
煩わしい操作も必要なく、受注・製造・出荷までシンプルだったから。

すぐに運用を開始できるくらいシンプルな仕組み

営業の担当者様から細かく説明をいただきましたが、システム面ではデザインデータがそのまま受注・製造・出荷までシンプルな流れで運用されており、考えたこともない画期的なシステムだと思いました。各工程の機器に関しても煩わしい操作が必要なく、ベテランの作業者だけに依存する必要もありません。

今まではお客様から電話で指示をいただいたり、工場内でも紙の指示書を回しながら、1つひとつ作成していましたが、ODPSでは全てがWeb上で完結します。

もちろんはじめの説明だけで全てを理解することはできませんでしたが、弊社がアパレルプリント事業を行う上では、導入しなければならないと思うほど画期的なシステムだと思いましたし、すぐに運用を開始できるくらいシンプルな仕組みだったため、実際にODPSが稼働している工場を見たうえで、導入を決断しました。

ODPSのための人員採用を行うことなく、本格稼働

導入後、はじめは現場にシステム運用面で詳しい社員がいなかったので、不安な面もありましたが、何かあっても携帯端末等ですぐに相談でき、素早くバックアップ対応をしていただけたので、安心して運用することができました。

また、今回ODPS導入にあわせた人員採用を行うことなく本格稼働させています。ガーメントプリンタの担当者をODPS担当者にし、運用を学んでもらいましたが、シンプルな仕組みのため、すぐに覚えてもらうことができました。

今では全社員がODPSをマスターするために定期的に工場でレクチャーを受けています。 前処理、プリント加工、たたみ袋詰め機、梱包出荷機について、それぞれ詳しい人がレクチャーをする体制をとっていますが、今では誰がやっても問題なく対応できるレベルまで向上しています。 工場は受注にあわせて生産数が変わるため、人手不足が起きやすいですが、人が足りなくなっても人員をスライドさせることで対応ができるようになりました。

導入後の成果

生産性が10倍以上に。少量多品種製造のニーズに対してさらに応えていきたい

生産性が10倍以上に。少量多品種製造のニーズに対してさらに応えていきたい

システムと連携したプリンターを4倍に増やし、生産性も10倍以上に

ODPSを導入し、システムと連携したプリンターの数も4倍に増やしたことで、生産性は10倍以上に増えました。システムを組んでしまえばプリンターの数を増やすだけで格段に生産性を上げることができ、非常に効率的な製造方法だと実感しています。作業者も簡単な操作で間違うことなくスピーディーに生産できるシステムでとても助かっています。

ODPS導入で全国的に見てもかなり競争力をつけられた

福島では都会に比べて工場維持に関する経費が低く抑えられるので、その中で製造ができることは地方のメリットだと思いますし、ODPS導入でお客様にかける労力は最小に、スピーディーに生産・出荷ができるようになったので、全国的に見てもかなり競争力がつけられたと思います。

少量多品種製造のニーズに対してさらに応えていきたい

BtoBからBtoCへ、大量生産から少量多品種製造へニーズが移行する中で、大量生産は海外に製造が流れていきましたが、少量多品種製造は国内生産でなければ採算の合わないものが多数存在します。インクジェットは少量多品種製造に相性がいい印刷技術ですが、今回のODPS導入のようにIT化することで、より一人ひとりのお客様の抱くイメージをスピーディーに、スムーズに、的確に製品に反映できます。

お客様の多様化するニーズに応え、より信頼と安心をお届けするために、インクジェットプリンターを使用した製造とIT化をさらに進めていきます。

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