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アパレル製品への印刷

アパレル製品への印刷は、スクリーン印刷、転写、DTG(インクジェット)、そのほかでは、白生地ポリエステル製品への昇華転写などがあります。

この中でもっとも需要の多いシルクスクリーン印刷機は手動で刷るか自動で刷るか、と人が動かず台が動く回転台か人が動いて刷る長台がありますが、メッシュの粗さやインクの種類で品質を左右しますがどれで刷っても品質は大きく変わりません。
スクリーン印刷の装置自体は何年もの間ほとんど進化していません。
完成された技術というか、製版して色を刷るという点ではこれ以上進化しようがないでしょう。
スクリーン印刷は、刷る人によって大きく品質が変わる事はなく誰がどんなセッティングするかの方が重要です。
このセッティングを早く正確にできれば多くの案件をこなすことができ、印刷後どこをチェックするかによって慣れた人とそうでない人ではミスの数も生産数も大きく変わり、ここに属人的要素が沢山ありどうやって解決していくかを考えていく必要があります。
ここまで世の中が進化している中で、知る限り10年以上前も装置も今買う装置もほとんど変わっていません。
スクリーン印刷機にインクジェットプリンターが搭載されたハイブリッド機種が登場したことくらいでしょうか。
唯一 DTGでは進化しておりメーカーへの期待度は大きいですが、転写を行う装置では海外メーカーでは進化している転写機メーカーもありますが 20年前の製品と今の製品機能では何も進化してないのが現状です。
メーカーが新製品を出していない業界は衰退しているようにも思えますが実際の市場自体はグローバルでは拡大する予想が出ています。
装置が進化することは市場の拡大に貢献するはずで今までの概念を取っ払った新しい装置を作っていきたいと思います。

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